徒然ブログ~みゆきさんを想いながら~

中島みゆきさんを慕い半世紀。みゆきさんの歌詞から感じたことを中心に暇人故に思うことをつづるブログです。

夜風の中から(みんな去ってしまった 収録)

「おいらの顔など見たくもないと」
「けれどそこいらはおいらが遠い昔住んでた路地だとお前は知らぬ」


自分を嫌う女が、以前自分が住んでいたところにいることに”結局おまえも同じアナノムジナ”という思いでもあるのだろうか?それとも”そんなところにいるな”と言いたいが、嫌われているので言うこともできない。と忸怩たる思いなんだろうか?


自分が同じ状況ならきっと前者だろう。自分は相手のことよりも自分のことを優先して考えるだろう。だから自分は独りで生きる道を選んだことに後悔はない。

歌をあなたに(私の声が聞こえますか 収録)

「何にも言わないで、この手を握ってよ。声にならない歌声が伝わってゆくでしょう。」


自分は不器用で友達も多くはありません。でも何かのきっかけで飲みに行けば、一緒に飲めることを心から楽しむことができます。普段は会うことも話すことも、年賀状のやり取りすらなくても機会があれば、また飲みたいと思うような友達はいてくれます。


この歌は、こんな自分の友達関係に合っているな思っています。実際は遠くにいて手を握ることすらできないのですが、この地球上にいてくれるだけで生きていけると思っています。


「あんまり淋しくて死にたくなるような日は、この手の中の歌声を受け取って歩くのよ」
「歌を謳おう心の限り、愛を込めてあなたのために」