徒然ブログ~みゆきさんを想いながら~

中島みゆきさんを慕い半世紀。みゆきさんの歌詞から感じたことを中心に暇人故に思うことをつづるブログです。

徒然ブログ~みゆきさんを想いながら~の新着ブログ記事

  • 中島みゆき・・・というシンガーへの想い

    1年間に渡り、みゆきさんの歌詞に対する自分なりの想いを 綴ってきました。最初のころは毎日、途中から1週間毎に。 みゆきさんの歌は、毎日投稿しても1年以上投稿できる。 しかし、自分にはすべての歌詞に対して想いを綴ることはできない。 みゆきさんが何を想い、歌詞を書き・曲を書いているかなんて 自分にはと... 続きをみる

  • 我が祖国は風の彼方に(転生-TEN SEI- 収録)

    ”我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方 誰に尋ねん 風の住処を” ”我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を” ”国の名は幾百 名付け主の名は幾百 限りもなく” ”我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を” ”いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの... 続きをみる

  • 小さき負傷者たちの為に(真夜中の動物園 収録)

    「言葉持たない命よりも 言葉しかない命共が」 「そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか」 「卑怯と闘う同士でありたい 小さき負傷者たちの為に」 食物連鎖の頂点に立つ人間が偉いわけではないって 言っているのはわかるのですが、”卑怯と闘う”って みゆきさんは何をイメージしているのだろ... 続きをみる

  • 結婚(短篇集 収録)

    「同じ場合もあると 結婚と決闘 結婚と決闘」 この歌は、このフレーズにすべての思いが詰め込まれている。 自らの人生に結婚というイベントを導入していないみゆきさん。 そういう自分もそうだが、そこに結婚と決闘が同じ場合もあるという認識はない。 みゆきさんにはあるのだろうか?この歌を聴いて考えてみた。 ... 続きをみる

  • 今日以来(DRAMA! 収録)

    「失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり」 「後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました」 この歌は、このフレーズが強く残ります。 失敗ばかり・へまばかりって過ぎ去ってから理解する人生。 後悔ばかりって終わってから気づかされた人生。 迷惑ばかりを散らかした人生だったんだろうな... 続きをみる

  • 走(荒野より 収録)

    「風向きは変わり続けている 掌は返り続けている」   「ひと時の追い風も ひと時の逆風も 旗色に従っている」 「約束は変わり続けている 審判は変わり続けている」 「昔からのルールも 出来たてのルールも 利害に従っている」 「君も変わってしまうのだろうか 君も忘れてしまうのだろうか」 「迎える声は風... 続きをみる

  • 帰れない者たちへ(転生(TEN-SEI) 収録)

    「帰れない者たちが 月を見る十三夜」 十三夜は日本の風習、十五夜に次いで美しいとされる月です。 2023年は、10月27日(金)(旧暦の9月13、14日のため毎年異なります。) 十五夜は2023年 9月29日(金)(旧暦8月15日)で収穫直前で豊作祈願に対し 十三夜は豊作御礼、豊作じゃなかったらど... 続きをみる

  • 重き荷を負いて(ララバイSINGER 収録)

    「重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ」 「重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ」 「がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな」 「這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら」 この歌は2006年発表ですが、初期のみゆきさん・・・1977年~1985年ころの雰囲気が 見え... 続きをみる

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  • 顔のない街の中で(I LOVE YOU答えてくれ 収録)

    「物も人も同じに扱ってしまう 見知らぬ人のことならば」 実にストレートに世情を歌っています。 この歌が発表されたのが2007年、もう15年になります。 ただ、こういう世情は昭和の時代から変わっていません。 そして令和になった現代も・・・。 みゆきさんは歌います。「ならば見知れ 見知らぬ人の命を」と... 続きをみる

  • 掌(DRAMA! 収録)

    この歌を聞いて石川啄木を思い出しました。 「何んでも出来ると未来を誇っていたのは 小さな掌の少年の頃だけだった」 なんか身に染みる歌です。 今が不幸でなくても、このように感じている人は多いと思います。 それでもそれぞれに幸せをみつけて生きているものと思います。 そうした人生はそんなに悪くない人生だ... 続きをみる

  • 自画像(CONTRALTO 収録)

    自分の姿をカンバスに描くように、自分の姿を歌っている。 そんな歌だと思います。 「絵具足らずの自画像からやりきれない昨日がほつれる」 「やんぬるかな やんぬるかな」 ”やんぬるかな”は漢文”已矣哉”、”×已んぬる×哉”からで”矢折れ矢尽きた”ことから ”今さらどうしようもない”という意味のようです... 続きをみる

  • 夜曲(臨月 収録)

    「街に流れる歌を聴いたら どこかで少しだけ私を思い出して 思い出して」 男と別れた歌手、でもタイトルは”夜曲”だから夜の店の歌手かなぁ・・・ という程度は誰でも思うでしょうね。 別れた相手に向けての歌なら少しの間だけでも幸せな時期があった。 ということになります。けれどこの歌はそういう時期のない相... 続きをみる

  • ばいばいどくおぶざべい(予感 収録)

    この歌を聞いた時、いえタイトルを見た時、 ”Bye-bye dock of the Bay”・・・さよなら港のドック(直訳)って意味かな?って 思っていました。歌の内容は、歌を辞めたロックシンガー憂う歌かな?って いうのは何となく感じていました。しかし、この歌はわからない単語が多い。 「らいかろう... 続きをみる

  • はじめまして(はじめまして 収録)

    「はじめまして明日 はじめまして明日」 のっけから不思議な表現から始まります。 すべて見知った間柄・・・でも明日から、今までの自分をまっさらの目で 見てほしいという願いを込めて”はじめまして明日”・・・ まぁそれだけの歌かなという感じなんですが、 今の心境の表現がみゆきさんらしいなぁとは思います。... 続きをみる

  • 雀(御色直し 収録)

    「雀、雀、私の心 あなたのそばをはなれたくない」 はなれたく思いを人の傍を離れない雀に例えるのはわからなくもありません。 人のそばを離れないけれど、近づけば飛び去る。 そんな雀の様子が自分の恋心と似ているということなんでしょう。 たくましく生きる雀の姿はきらいではありません。 決して美しくない雀の... 続きをみる

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  • 海鳴り(愛していると云ってくれ 収録)

    この歌の描写は未だ理解できていません。 ひとり海に向かっている様子しか見えてきません。 「海鳴りが寂しがる夜は 古い時計が泣いてなだめる」 海鳴りが寂しがる? 古い時計が泣く? 「遠く過ぎて行った者たちの 声を真似して 呼んでみせる」 誰(何)が真似をしているの? 「覚えてるよ 覚えてるよ この足... 続きをみる

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  • 根雪(親愛なる者へ 収録)

    「いつか時が経てば忘れられる あんたなんか」 と言いながらもタイトルは”根雪”です。 このフレーズは繰り返されます。 自分に言い聞かせているのがわかります。 ”あんた”以外でも嫌なことは忘れることが一番です。 「誰も気にしないで 泣いてなんか いるのじゃないわ」 「悲しそうに見えるのは 町に流れる... 続きをみる

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  • 蕎麦屋(生きていてもいいですか 収録)

    「世界じゅうがだれもかも偉い奴に思えてきて」 「まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時」 こういう時ってあるよね。でも・・・ 「突然おまえから電話がくる 突然おまえから電話がくる」 「あのぅ、そばでも食わないかあ、ってね」 電話してくれる人がいるっていいよね。 このあと他愛もない話をする二... 続きをみる

  • 砂の船(寒水魚 収録)

    「望むほどに消える夢です。 さがすほどに逃げる愛です」 という人もいる。こう思う人の方が多いのかな? ”望まなくても舞い込む夢 さがさなくてもやってくる愛” 望まない夢って何よっていう感じですが、他人の幸せは そんな風に見えてしまいますよね。 冷静になって考えると、自分はそこまで不幸なことはなかっ... 続きをみる

  • ショウ・タイム(Miss.M 収録)

    「いまやニュースはショウ・タイム いまや総理はスーパースター」 「カメラ回ればショウ・タイム 通行人も新人スター」 「Watch & enjoy チャンネル切れば別世界」 現在(いま)となってはニュース(ショウタイム)も舞台はTVからネットに 奪われてしまったが、”カメラ回れば・・・”という意味で... 続きをみる

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  • ローリング(中島みゆき 収録)

    「Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ」 「Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は荒野にいる」 ローリング、ローリンの意味は”転がる・うねる”などの意味があるのですが、 歌詞の中には、”Rollin'... 続きをみる

  • 荒野より(荒野より 収録)

    「望みは何かと訊かれたら 君がこの星にいてくれることだ」 「力は何かと訊かれたら 君を想えば立ち直れることだ」 聞く人のよって”君”は様々だと思う。親兄弟・恩師・友人・元恋人・・・ ”君”って言っているのだから親兄弟、恩師はないだろうって ストレートに考えるとみゆきさんの歌を楽しむのが半減してしま... 続きをみる

  • スクランブル交差点の渡り方(常夜灯 収録)

    最初”は、ほどほどがいい”ということかなとも思いました。 でも・・・ 「人の後ろに付けばいいんだと知りました」 「人の行く先を予測するのが大事です」 他人との付き合い方、それも都会での他人との付き合い方を 嘆いている歌なんだなぁって思いました。 「信号のない島に行ったりしました」 「誰も来ない道は... 続きをみる

  • ジョークにしないか(問題集 収録)

    ジョークにできれば、ずっと会っていられますよね。 でも、不器用な人ってジョークにすることすらできない。 この歌を聞いた時にそんな思いがふっとよぎりました。 「明日また会えるように ジョークにしないか」 ジョークが言えるだけ幸せだよなって思います。 だって、そもそも相手にすらしてもらえなければ ジョ... 続きをみる

  • 一夜草(問題集 収録)

    この歌を聞いた人はどんな情景を思いうかべるのだろう? 人生経験が豊富な人はいろいろな情景を思いうかべられる 歌なのかなと思います。しかし、平凡以下の人生経験しかない私は 非常に単純な情景しか思い浮かばない。 「どうせひと夜の花よ あてにしないでおくれ」 そうした商売をする人の切なさを歌っている情景... 続きをみる

  • 風の笛(常夜灯 収録)

    「つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず」 「呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ」 こういう人は昔から多いでしょうね。 「言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛」 「言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛」 ”風の笛”ってなんだろうってずっと思っています... 続きをみる

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  • 歌うことが許されなければ(CONTRALTO 収録)

    ”歌うことが許されない”というのはどういう状況なんだろう? ”歌えない”と”歌うことが許されない”というのは明らかに異なる。 前者は本人の問題、後者は本人以外の問題と考えるのが自然だと思う。 この歌が発表されたのは、コロナも問題になっていなかったが、 この歌が収録されたアルバムが発表された後のコン... 続きをみる

  • クレンジングクリーム(中島みゆき 収録)

    「クレンジングクリームひと塗り いやな女現われる」 「クレンジングクリームひと塗り ずるい女現われる」 「クレンジングクリームひと塗り 嘘つき女現われる」 「クレンジングクリームクレンジングクリーム」 「いらない女 現われる」 まぁ人間なんてそんなもんですよ。って言ってしまうと それまでですが、で... 続きをみる

  • 毒をんな(36.5℃ 収録)

    この歌の背景は悲しすぎる。 このままではないとしても、人間世界にはこうした悲しいことは どうしようもなくあるものなんだろうと思う。 もっと早く気付いてあげられたら、もっと早く助けてあげられたら ってことは世の中にはどうしようもなくあるんじゃないでしょうか。 「この人間たちの吹きだまりには 蓮の花も... 続きをみる

  • ひとり(はじめまして 収録)

    「もううらみごとなら 言うのはやめましょう」 「あの日出会った 思い出までも まちがいに 思えてしまうから」 これって”そうだよねぇ”って思うんですけど、 まぁ普通はそうはいかないよね、男と女ってさ。 男と女に限らず、永遠、いや死ぬまで良好な関係を継続できる 人間関係ってなかなかないよね。裏切られ... 続きをみる

  • 海と宝石(御色直し 収録)

    「臆病な女を 抱きしめて 蒼ざめたうなじを あたためて」 「かもめたち ぽつりと振り返る 宝石に映った 朝陽を見る」 「だから 愛してくれますか 私の頬が染まるまで」 「だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに」 「でも もしもあなたが困るなら 海にでも 聴かせる話だけど」 「冷た... 続きをみる

  • シニカルムーン(はじめまして 収録)

    「2人歩くのが似合いそうな春の夜は4月 少し肌寒いくらいの方が寄り添いやすい」 「好きだと言えば不安になる 言われていなきゃ不安になる」 「言えない言葉から 伝わってしまう 皮肉なものだね」 皮肉っぽく見つめているように輝く月の下を歩く不安定な男女を表現している歌 普通に歌詞を読めばそういう風に捉... 続きをみる

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  • 月の夜に(相聞 収録)

    「月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て」 「月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく」 「朝になれば あの人は何もかも元のとおり」 「私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう」 どんな別れだったのだろうか、振られたのか、身を引いたのか・・・ 「言えば良かったことが 月の中に揺れ... 続きをみる

  • おはよう(CONTRALTO 収録)

    「おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか」 「おはよう まだ愛してますか おはよう 目が醒(さ)めたことは」 「おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか」 「おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら」 タイトルに反して、この歌詞からは... 続きをみる

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  • 傾斜(臨月 収録)

    人生は辛いことばかりだと言っているような歌です。 「冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい」 「登りの傾斜は 険しくなるばかり」 時には良いことがあっても、人生の道のりは険しい登り坂。 でも人生は夜へ、冬へと向かうだけ。 「歳をとるのはステキなことです そうじゃないですか... 続きをみる

  • ノスタルジア(miss M 収録)

    過去を懐かしむ気持ち、現状を嘆きたい気持ちを強がって あの頃に戻りたい気持ちが露わになっている。なんともみゆきさんらしい表現。 「傷ついてもつまずいても過ぎ去れば物語 人は誰も過ぎた日々に弁護士をつけたがる」 「裁かないでね叱らないでね思い出は物語 私どんな人のことも天使だったと言うわ」 過ぎ去っ... 続きをみる

  • 空がある限り(組曲(suite)収録)

    遠距離恋愛がテーマ、いやみゆきさんがそんな単純な歌を書くわけがない。 遠距離恋愛をテーマに反戦を訴えている?でも・・・ 「アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない」 この歌が発表されたのが2015年、アゼルバイジャンは2000年に入ってからは 安定していると思うし、なぜ... 続きをみる

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  • 熱病(miss.M 収録)

    「僕たちは熱病だった ありもしない夢を見ていた」 この歌が発表されたのは1985年、バブルが頂点に向かって世の中が イケイケドンドンっていう雰囲気の頃でした。 そんな世情を歌ったものだと感じています。 「大人だったり子供だったり男だったり女になったり」 「僕たちは氷の海へ 上着のままで飛び込んでい... 続きをみる

  • 宙船(そらふね)(ララバイSINGER 収録)

    「その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ」 「おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」 誰かからライバル視されるほどの功績もなかったから、 誰かがオールを奪うなんてことはなかったなぁ。 というのがひとつ目の見方。 もうひとつの見方として、投資などの儲け話も自分の手で漕いでいないこと... 続きをみる

  • ミラージュ・ホテル(転生(TEN・SEI) 収録)

    「そんなホテルがどこにあるのか 誰も確かに見た人がない」 「どんな造りでどんな色なの 人の噂のたびに違うよ」 例えば男と女、自分が知っている相手は自分だけが知っている。 他の人が言う、その人は自分が知っているその人ではない。 っていうことはないだろうか・・・。 「ミラージュ・ホテル その鍵はありえ... 続きをみる

  • ホームにて(あ・り・が・と・う 収録)

    「ふるさとへ 向かう最終に 乗れる人は 急ぎなさいと」 「やさしい やさしい声の 駅長が 街なかに 叫ぶ」 「街に 街に挨拶を 振り向けばドアは閉まる」 やさしい声の駅長さんは、ふるさとに住む家族・恋人・友人・・・ でも、さまざまな理由で帰れないものです。 就職してふるさとを離れたころは、この歌が... 続きをみる

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  • 小石のように(親愛なる者へ 収録)

    「おまえ おまえ 耳をふさいで さよならを聞いてもくれない」 「とめどもなく転がりだして 石ははじめて ふりむく」 若かりし頃、猪突猛進でよく失敗したよなぁって・・・ この歌を聞くとノスタルジーになっちゃうんだよなぁ。 「川はいつか幅も広がり 暗く深く小石をけずる」 「石は砂に砂はよどみに いまや... 続きをみる

  • みゆきさんと僕 No.2

    みゆきさんのCDは、通常盤、ベスト盤、Live盤、提供曲逆カバー盤とあることから 同じ曲が繰り返し収録されることになります。 或る日フッと思いついて同じ曲の収録回数(ビデオ・DVD除く)を調べてみました。 少なくともCDは全て持っていると思っています。 ファンクラブのサイトに掲載されているディスコ... 続きをみる

  • 海よ(私の声が聞こえますか 収録)

    「海よ おまえが 泣いてる夜は 遠い 故郷の 歌を歌おう」 「海よ おまえが 呼んでる夜は 遠い 舟乗りの 歌を歌おう」 「時はいま いかりをあげて 青い馬に 揺れるように」 「心の荷物たちを 捨てにゆこうね」 「海よ わたしが 泣いてる夜は 遠い 故郷へ 舟を運べよ」 ”海”とは恋人?友人?息子... 続きをみる

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  • 遍路(あ・り・が・と・う 収録)

    「もう幾つ目の 遠回り道 行き止まり道 手にさげた鈴の音は」 「帰ろうと言う 急ごうと言う」 「うなずく私は 帰り道も とうになくしたのを知っている」 この歌は恋愛遍歴をテーマにしているが、この部分は人生そのものだと思った。 遠回りして、行き止まりに迷い込んで、順風満帆な時なんてなかった。 それで... 続きをみる

  • 彼女の生き方(みんな去ってしまった 収録)

    「思い通りには 動かない 世の中なんて 何もかも」 「だけど あたしだって 世の中の 思い通りなんか 動かない」 ”彼女”が生きてきた人生に重なるものはないけれど、 この部分は胸に突き刺さった。 ミュージシャンのページで触れた”生意気な若い日”の真っ最中、 世の中は何も思い通りに動かなくて葛藤して... 続きをみる

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  • 泣きたい夜に(生きていてもいいですか 収録)

    「泣きたい夜にひとりでいると なおさらに泣けてくる」 「泣きたい夜にひとりはいけない 誰かのそばにおいで」 「ひとりで泣くとなんだか自分だけいけなく見えすぎる」 「冗談じゃないわ 世の中誰も皆 同じくらい悪い」 「まるで 暗い流れを渡るひな魚のように」 「泣きたい夜にひとりはいけない あたしのそば... 続きをみる

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  • 流浪のうた(私の声が聞こえますか 収録)

    「さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど」 「仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ」 「形見になるようなものを 拾うのは およし」 「次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ」 「いつもこうなることぐらいわかりきってるものだから」 「旅から旅をゆく間に 顔も忘れてしまってた」 「... 続きをみる

  • 渚便り(私の声が聞こえますか 収録)

    「涙色した貝は 私の心 あなたの指から こぼれ落ちた 波のしずく」 「サヨナラは 砂の色 私の手を はなれ キラキラキラと 光の中で 輝いているわ」 涙色の貝=>私の心 砂の色=>サヨナラ  この発想は普通できないし、”貝が心?心って物体?”。”サヨナラって色?”と 冷静に考えれば混乱してしまいま... 続きをみる

  • くらやみ乙女(回帰熱 収録)

    「通りかかる街の人が 私を叱っていく 目を覚ませ目を覚ませ思い知っただろう」 「世の中なんてやきもちやきばかり あきらめさせて喜ぶ そうでしょう」 さして親しくもなく、当然付き合いもほとんどないけれどちょっとだけ付き合いはある。 そいう自分をよくわかっていない人ほど、迷惑なおせっかいをしてくるので... 続きをみる

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  • シュガー(Singles2000 収録)

    「ほしかったものは 手に入れた 何もかもさ」 「ほらこんなに光っている 靴もネックレスも」 「人生は 2番目の夢だけが 叶うものよ」 「ほらだって あの人はあたしに残らない」 これは先日の「幸せに」に次ぎ究極の真理・・・ 2番目に欲しいものって簡単とはいわないけど、頑張れば手に入れることはできる。... 続きをみる

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  • 幸せ(Singles2000 収録)

    「幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと」 「幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと」 究極!最初に出た言葉?感想?・・・とにかくそう思った。 1つ目は誰もが願うこと。でも上手く叶うことは少ないし、 叶ったとしても人間は上手く叶ったことはすぐに忘れてしまう... 続きをみる

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  • ルージュ(おかえりなさい 収録)

    「つくり笑いが うまくなりました 心慣じめない人にでも」 「つくり笑いが うまくなりました ルージュひくたびに わかります」 ”ルージュ”口紅を使うことで大人になったことを表現しているんだと思います。 齢を重ねると心慣じめない人にでも作り笑いができるようになる。 でも自分は未だにできません。わざと... 続きをみる

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  • みゆきさんと僕 No.1

    みゆきさんのベスト・LIVE・提供曲逆カバーベストを除いた 通常版アルバムから1曲づつセレクトして感じることを綴ってきました。 改めて思うことは、自分はみゆきさんを全く理解できていないということです。 みゆきさんの曲は自分の中で概ね3分類できます。 1.心に響き、人生の道標となる歌 2.メッセージ... 続きをみる

  • 齢寿天任せ(CONTRALTO 収録)

    「天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ」 「さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです」 「いつまでも離れずにいますなんて 有り得ない嘘をついてしまうことです」 「何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように」 「めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天... 続きをみる

  • 人生の素人(相聞 収録)

    「輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒めていた」 「そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む」 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 「君が今 新しさを僕に教えてる 皆、人生は素人につき」 人が失敗するのは当たり... 続きをみる

  • 氷中花(組曲(Suite) 収録)

    「誰にも頼らずに強く歌うことに憧れ」 「なさけないほど何ひとつ叶わぬ自分を知る」 ひとりで生きて行こうとして、それができないことを悔しがっているのかとも思った。 「もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない」 「情を持たない花のように 氷の中立っている」 「君の無い夏ならば 氷の中咲いている」 ... 続きをみる

  • India Goose(問題集 収録)

    「強い鳥は雪が来る前に 既に峰を超えて行った」 「薄い羽根を持つ鳥たちは 逆風を見上げる」 力があるものが先に行き、力のないものは取り残される。 自然の摂理は人間界にもある。と言えば仕方のないことのように思える。 でも人間界で持っている者は自らの力で得た者とは限らない。 それでも持たざる者が先に進... 続きをみる

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  • 倒木の敗者復活戦(常夜灯 収録)

    「叩き折られたら 貶められたら 宇宙はそこ止まりだろうか」 「完膚なきまでの負けに違いない 誰から眺めても」 「望みの糸は切れても 救いの糸は切れない」 完膚なきまでに負けてしまえば救いの糸が切れていなくても気がつくことはできない。 でも、救いの糸はあるんだってことを忘れなければ、望みがなくなって... 続きをみる

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  • あばうとに行きます(荒野より 収録)

    「何かに急かされて 息を詰めすぎたね ひとまず普通に呼吸をしてみます」 生きていればよくあることです。ちょっと足を止めて一息つくだけでいい時もあります。 けれど、急かされている時って気がつかないで道を見失なってしまうものですね。 「切符をください私にも それだけ言いたかった」 だから切符があれば安... 続きをみる

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  • 負けんもんね(真夜中の動物園 収録)

    「あぁ飽きもせず あぁ倦みもせず これでもかこでもかと 試すなら試せ試金石」 「あぁ限もなくなく あぁ留処無く まだ足りぬまだ足りぬと 試すなら試せ試金石」 あらゆる苦難を試金石とでも思わなければやってられないのだろう。 諦めるか諦めないかで人生は違ってくると信じるしかない。 「そんなにまで そん... 続きをみる

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  • こどもの宝(DRAMA! 収録)

    「あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう」 「今の私の願う宝は あの子のものと同じものだろうか」 「見覚えのある あの少年が 遠い私を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす」 「教えてやれることはまだない」 自分が子どものころに思っていたことを思い出し、その時の宝をまだ持っているかと 自問... 続きをみる

  • 本日、未熟者(I LOVE YOU答えてくれ 収録)

    「あがいてもがいて1日がゆく わめいてほざいて1日がゆく」 「さからいはむかい1日がゆく 当たって砕けて1日がゆく」 ほんとにこんな生き方をしていたと思います。 その割には何も残せない人生でした。 「無理してのめって1日がゆく のぼせてあせって1日がゆく」 「意地はり見栄はり1日がゆく 当たって砕... 続きをみる

  • とろ(ララバイSinger 収録)

    「間に合わないって気持ち あなたにはわかるかい」 「追いつかないって気持ち あなたにはわかるかい」 タイトルの”とろ”って”とろい”ってことなのかと思っているどどうなのかな? 「ついに或る日ドアの向こうで噂話 私の噂」 「あの人って あの人って 変わ・・・ってるよね」 自分の噂話が聞こえて来るって... 続きをみる

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  • サーモン・ダンス(転生 収録)

    「見つからない 見つからない 見つからない転轍機」 「この路線を切り替えるために」 「生きて泳げ 涙は後ろに流せ 向いの潮の彼方の国で 生まれ直せ」 鉄道が軌道をは走る姿と鮭が生まれた川に帰る姿を使って表現されている歌。 進みながらも不安をぬぐえない。別の道に進みたいと思いつつも、 きっかけが見つ... 続きをみる

  • 情婦の証言(恋文 収録)

    「けれど情婦の証言は法定では無いのに等しい」 この歌のすべてが、この一行に凝縮されているように感じた。 個人ではなく、肩書や職業で人が判断される現実を一言で表現している。 情婦は象徴に過ぎない。人は随分昔から個人を見る目を放棄した。 肩書や職業で人を見ている・・・ただ、全てではなくても、 それであ... 続きをみる

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  • 愛される花愛されぬ花(おとぎばなし-Fairy Ring- 収録)

    「あの人がただ赤い花を生まれつき好きならそれまでだけど」 「愛される花も愛されぬ花も 咲いて散るひと春に違いないのに」 ひねっているわけでもない普通の言葉なんですけど、 妙に感じるものがある一曲なんですよね。 自分が好きな人に好きになってもらえないのはよくあることです。 ”自分じゃなくて、何であい... 続きをみる

  • 夜行(心守歌-こころもりうた 収録)

    「夜起きてるやつに ろくなやつはいないと言われなかったか 子供だったころに」 「日暮れ時にねぐらへ帰ってゆかない獣は みんな獰猛な種類だと」 「どんなに心優しくて 口下手な奴なら きっと後ろめたい何かあると決められる」 「夜さまよう奴は まともな帰り先がないせいだと 憐れみを受けている」 「懐に隠... 続きをみる

  • Tell Me,Sister(短篇集 収録)

    *****まずは、歌詞すべてを書き出します。****** 自分が嫌いだった 何もかも嫌だった 嫌うことで別の自分になれる気分でいた 低い鼻やクセの髪じゃ もしなかったら 一生はどんなにか違うわと憎んだ 時は流れ あるひ突然 全てを備えた彼女に会った 私にない全てを持って「何もない」と未来を見てた ... 続きをみる

  • 明日なき我ら(日-WINGS 収録)

    「期待の底の欲望に 信頼という名で脅かされるな」 この歌詞が非常に気になるのですが、具体的な情景が浮かびません。 期待と欲望は裏腹ってことが伝えたいんじゃないかと思っていますが、 それを信頼ということばで脅かさられるなってどういう状況だろう? 「我等明日なき者は 何も願いを持たず」 明日がないって... 続きをみる

  • 1人で生まれてきたのだから(月-WINGS 収録)

    「人が1人で生まれて来ることは 1人で生きてゆくためなのよ」 「1人できりで生まれて来たのだから 1人でいるのが当たり前なのよ」 人間は1人が当たり前で、複数でいることが不自然だと言っているようにも 聞こえるが、そもそも出だしが・・・ 「ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて」 ... 続きをみる

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  • 命の別名(私の子供になりなさい)

    「何かの足しにもならずに生きて 何にもなれずに生きていく」 「僕いることを喜ぶ人が どこかにいてほしい」 多くの人が何者にもなれない、でも多くの人は存在自体を喜んでくれる人がいると思う。 何者かになることはさして重要なことではないと自分は思う。 ただ、自分には喜んでくれる人は思い当たらない。 それ... 続きをみる

  • たかが愛(パラダイスカフェ 収録)

    「何ひとつ 間違わない人がいるだろうか」 この歌も恋愛仕立てにはなっているが、自分は恋愛に収まらない人生訓と感じている。 みゆきさんの歌の多くはそうした構成の歌が多いと感じている。 この歌もそのひとつで、このワードが心にガツンときた。 「独りでも寂しくない人がいるだろうか」 そのあとはこのワード。... 続きをみる

  • I Love him(10WINGS 収録)

    「でも誰も愛したことがない」 「それで生きたことになるの? それで生きたことになるの?」 最初この歌を聞いた時に、みゆきさんにしては珍しく決めつけ的な 歌詞だなと思った。 でも時間が経つうちに、何度も聞く内にちょっと違うかなとも思った。 「長い夢のあと 本当の願いが胸の中 目を醒ます」 「I lo... 続きをみる

  • 夢だったんだね(LOVE OR NTHING 収録)

    「あきらめかけては気を取り直して 待ち焦がれていた」 「やっと運命の人に逢えたなんて 勝手に思い込んだ」 思い込んだというか、勘違いというか、まぁありますよね。 特に若い頃は。この歳になると一瞬そう思っても「待てよ」って 自分にブレーキをかけて一呼吸おくことができるようになりました。 そうやって一... 続きをみる

  • 風の姿(時代ーTimes goes aroundー 収録)

    「そんな人だと思わなかった、と言われてどうして涙が出たの」 「どんな人だと思われたくて どこの誰の姿を真似してきたの」 「「らしい」と言われて付けてたブレスレッド 本当は鎖の角が痛かった」 「悪く言われて破って捨てた シフォンのシャツが本当は好きだった」 自分の意思のつもりだったものが実は違ってい... 続きをみる

  • 誕生(East Asia 収録)

    「Remenberけれどもしも 思い出せないなら」 「わたしいつでもあなたに言う うまれてくれてWelcom」 これは誰に言っているのでしょうか? 出逢った人に対してとも受け取れますが、自分自身とも受け取ることができる。 実のところ未だに悩んでいます。 出逢った人が自信のない人で、別れを告げたがる... 続きをみる

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  • Maybe(歌でしか言えない 収録)

    「今日も地上に吹き付ける風は左から右 右から左」 「ひとつのビルの角を曲がるたびに意外な向きで吹き付けてくる」 人間関係に振り回されている様子をストレートに表現・・・ 「思い出なんて何一つ私を助けちゃくれないわ」 「私をいつも助けてくれるのはパウダールームの自己暗示」 楽しかった思い出も過ぎてしま... 続きをみる

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  • 夜を往け(夜を往け 収録)

    「夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け」 ”往け”とは、出かけてゆく・時間が過ぎ去る・これから先などの意味がある。 この歌のタイトルに”行け”ではなく”往け”を使っているのは、 将来に向けて進んでいく意思を込めているからなんだろうと思う。 「親指を立てながら待ちわびるだけだった昨日」 「憐みのを... 続きをみる

  • 中島みゆきの紹介

    本名:中島美雪 生年月日:1952年2月23日(70歳)=ブログ記載時= 出身地:北海道札幌市 学歴:藤女子大学 所属事務所:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス 受賞歴:紫綬褒章 1975年10月『第10回ポピュラーソング・コンテスト』に「傷ついた翼」から急遽差し替えた「時代」に... 続きをみる

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  • 十二月(グッバイガール 収録)

    「何万人の女たちが あたしは違うと思いながら」 「何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月」 みゆきさんにしてはかなりストレートに自ら命を絶つ心情を謡っています。 あまりにもストレートなため”自分には関係ない”と思う人の方が多いと思います。 でも自分はそうは思えませんでした。 自殺しようと思った... 続きをみる

  • ミュージシャン(中島みゆき 収録)

    まず初めに「中島みゆき 収録」って何?って思った人いるかな?でも読んでくれる人は少ないし、読んでくれているのはみゆきさんのファンだろうから知ってるかな? でも念のためです。中島みゆきさんは”中島みゆき”っていうアルバム(CD)を出しています。 決して記述ミスではありません。さて、以下本題です。 「... 続きをみる

  • HALF(36.5℃ 収録)

    「はじめてあなたを見かけた時に誰よりも懐かしい気がしました。」 人生でこんな気がしたことはありません。だから未だに独りなんだろうか? とすると自分は輪廻転生したのではなく、新しい魂が地上で生まれたのかも。 もしそうなら自分は未熟者ということなんだろう。自覚もある。大いにある。 魂の年齢だから現世で... 続きをみる

  • 月の赤ん坊(Miss.M)

    「何でもないよと答えた日からひとりになったの」 「大人に何かなりたくないと 誰かを責めた時から」 「子供はひとつ覚えてしまう 大人にやり口」 大人になるってどういうことなのか考えた時期もあった。 この歌の定義では、今もって大人になんてなっていないように思う。 でも、世間的には大人であり、大人でなけ... 続きをみる

  • ひとりぽっちで躍らせて(御色直し 収録)

    「女がひとりきりで踊っていると不自然」 「女が連れもなしに店にいてもいいでしょう」 ひとりでいることを寂しいと感じる人は多いでしょうし、自分もそうです。 でもそれは人目を憚れることではないはずです。 ひとりでいて寂しいと感じることは自然なことであり、それを有りの侭に受け入れれば 存外何でもないこと... 続きをみる

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  • 幸福論(はじめまして 収録)

    「他人の笑顔が悔しい」 「笑顔になるなら見えないところにいてよ」 「誰が泣いて暮らせば僕は笑うだろう」 身につまされるフレーズが並ぶ歌です。 自分の名なかに潜む醜さに悩まされた時期もありました。 そんな時は、この歌を思い出します。 あぁ、みゆきさんも同じように苦しむことがある。 みゆきさんが苦しむ... 続きをみる

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  • 誰のせいでもない雨が(予感 収録)

    「だれのせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている」 生きていれば悲しいことのひとつやふたつ・・・どころではない。 むしろ嬉しいことより悲しいことの方が多い。 そんな風に考えられるようになってから心が少し軽くなったような気がする。 それまではこの歌に慰められ、励まされ生きてきた。 「も... 続きをみる

  • 時刻表(寒水魚 収録)

    「きのう午後9時30分にそこの交差点を渡っていた男のアリバイを証明できるかい」 「あんなに目立っていた酔っぱらい誰も顔を思い浮かばない」 「ただそいつが迷惑だったことだけしか」 みゆきさんの歌には何曲か”人の無関心”をテーマにしているものがある。 自分が心を奮わされるテーマのひとつです。 生来自分... 続きをみる

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  • 成人世代(臨月 収録)

    「大人の隣を追い越せば白けた世代と声がする」 「子どもの隣を追い越せばずるい世代と声がする」 「夢やぶれいずこに帰る」 幸い自分は誰かを追い越せるような能力はなかったし、 子どもを追い越すような状況でもなかった。 歌詞をストレートに解釈すれば、こういう感想になるのですが、 この歌はそんな単純な話で... 続きをみる

  • エレーン(生きていてもいいですか 収録)

    「エレーン生きていてもいいですかと誰も問えない」 「エレーンその答えを誰もが知っているから誰も問えない」 この歌は未だに自分の中で答えがでていない。 ”誰もが知っている”答えってなんだろう? ”生きていてもいい”って言われたら”こんなに苦しいのにまだ生きなくっちゃいけないの” って苦しみから逃れら... 続きをみる

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  • 泥海の中から(親愛なる者へ 収録)

    「お前が殺した名もない鳥の亡骸は お前を明日へ連れて飛び続けるだろう」 この歌を初めてとしてみゆきさんの歌にが若い頃、随分と励まされました。 この歌も若い頃の応援ソングでした。 「振り返れ歩き出せ 悔やむだけではかわらない」  「許せようとすまいとあやまるだけじゃ変わらない」 失敗したら反省するこ... 続きをみる

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  • 怜子(愛していると云ってくれ 収録)

    「人の不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが」 「今夜お前の幸せぶりが風に追われる私の胸に痛すぎる」 若い頃、ほんとこんな風に思っていました。 妬み事や嫉み事を言っても自分が惨めになることはわかっていたので、 自分から離れていったことは数知れずです。四十路もすぎ五十路になるころは そうし... 続きをみる

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  • 店の名はライフ(あ・り・が・と・う 収録)

    「店の名はライフ 今や純喫茶 頭の切れそな二枚目マスター」 「まっすぐな足の娘 銀のお盆を抱えて・・・」 純喫茶って最近少なくなりました。 大阪に住んでいたころはずいぶんとありましたが、今の住処ではほとんど見かけません。 ネットで検索すると行動範囲内で1件見つけましたが、まだ行ったことはありません... 続きをみる

  • 夜風の中から(みんな去ってしまった 収録)

    「おいらの顔など見たくもないと」 「けれどそこいらはおいらが遠い昔住んでた路地だとお前は知らぬ」 自分を嫌う女が、以前自分が住んでいたところにいることに”結局おまえも同じアナノムジナ”という思いでもあるのだろうか?それとも”そんなところにいるな”と言いたいが、嫌われているので言うこともできない。と... 続きをみる

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  • 歌をあなたに(私の声が聞こえますか 収録)

    「何にも言わないで、この手を握ってよ。声にならない歌声が伝わってゆくでしょう。」 自分は不器用で友達も多くはありません。でも何かのきっかけで飲みに行けば、一緒に飲めることを心から楽しむことができます。普段は会うことも話すことも、年賀状のやり取りすらなくても機会があれば、また飲みたいと思うような友達... 続きをみる

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