徒然ブログ~みゆきさんを想いながら~

中島みゆきさんを慕い半世紀。みゆきさんの歌詞から感じたことを中心に暇人故に思うことをつづるブログです。

2022年5月のブログ記事

  • 幸福論(はじめまして 収録)

    「他人の笑顔が悔しい」 「笑顔になるなら見えないところにいてよ」 「誰が泣いて暮らせば僕は笑うだろう」 身につまされるフレーズが並ぶ歌です。 自分の名なかに潜む醜さに悩まされた時期もありました。 そんな時は、この歌を思い出します。 あぁ、みゆきさんも同じように苦しむことがある。 みゆきさんが苦しむ... 続きをみる

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  • 誰のせいでもない雨が(予感 収録)

    「だれのせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている」 生きていれば悲しいことのひとつやふたつ・・・どころではない。 むしろ嬉しいことより悲しいことの方が多い。 そんな風に考えられるようになってから心が少し軽くなったような気がする。 それまではこの歌に慰められ、励まされ生きてきた。 「も... 続きをみる

  • 時刻表(寒水魚 収録)

    「きのう午後9時30分にそこの交差点を渡っていた男のアリバイを証明できるかい」 「あんなに目立っていた酔っぱらい誰も顔を思い浮かばない」 「ただそいつが迷惑だったことだけしか」 みゆきさんの歌には何曲か”人の無関心”をテーマにしているものがある。 自分が心を奮わされるテーマのひとつです。 生来自分... 続きをみる

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  • 成人世代(臨月 収録)

    「大人の隣を追い越せば白けた世代と声がする」 「子どもの隣を追い越せばずるい世代と声がする」 「夢やぶれいずこに帰る」 幸い自分は誰かを追い越せるような能力はなかったし、 子どもを追い越すような状況でもなかった。 歌詞をストレートに解釈すれば、こういう感想になるのですが、 この歌はそんな単純な話で... 続きをみる

  • エレーン(生きていてもいいですか 収録)

    「エレーン生きていてもいいですかと誰も問えない」 「エレーンその答えを誰もが知っているから誰も問えない」 この歌は未だに自分の中で答えがでていない。 ”誰もが知っている”答えってなんだろう? ”生きていてもいい”って言われたら”こんなに苦しいのにまだ生きなくっちゃいけないの” って苦しみから逃れら... 続きをみる

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  • 泥海の中から(親愛なる者へ 収録)

    「お前が殺した名もない鳥の亡骸は お前を明日へ連れて飛び続けるだろう」 この歌を初めてとしてみゆきさんの歌にが若い頃、随分と励まされました。 この歌も若い頃の応援ソングでした。 「振り返れ歩き出せ 悔やむだけではかわらない」  「許せようとすまいとあやまるだけじゃ変わらない」 失敗したら反省するこ... 続きをみる

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  • 怜子(愛していると云ってくれ 収録)

    「人の不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが」 「今夜お前の幸せぶりが風に追われる私の胸に痛すぎる」 若い頃、ほんとこんな風に思っていました。 妬み事や嫉み事を言っても自分が惨めになることはわかっていたので、 自分から離れていったことは数知れずです。四十路もすぎ五十路になるころは そうし... 続きをみる

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  • 店の名はライフ(あ・り・が・と・う 収録)

    「店の名はライフ 今や純喫茶 頭の切れそな二枚目マスター」 「まっすぐな足の娘 銀のお盆を抱えて・・・」 純喫茶って最近少なくなりました。 大阪に住んでいたころはずいぶんとありましたが、今の住処ではほとんど見かけません。 ネットで検索すると行動範囲内で1件見つけましたが、まだ行ったことはありません... 続きをみる

  • 夜風の中から(みんな去ってしまった 収録)

    「おいらの顔など見たくもないと」 「けれどそこいらはおいらが遠い昔住んでた路地だとお前は知らぬ」 自分を嫌う女が、以前自分が住んでいたところにいることに”結局おまえも同じアナノムジナ”という思いでもあるのだろうか?それとも”そんなところにいるな”と言いたいが、嫌われているので言うこともできない。と... 続きをみる

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  • 歌をあなたに(私の声が聞こえますか 収録)

    「何にも言わないで、この手を握ってよ。声にならない歌声が伝わってゆくでしょう。」 自分は不器用で友達も多くはありません。でも何かのきっかけで飲みに行けば、一緒に飲めることを心から楽しむことができます。普段は会うことも話すことも、年賀状のやり取りすらなくても機会があれば、また飲みたいと思うような友達... 続きをみる

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