徒然ブログ~みゆきさんを想いながら~

中島みゆきさんを慕い半世紀。みゆきさんの歌詞から感じたことを中心に暇人故に思うことをつづるブログです。

我が祖国は風の彼方に(転生-TEN SEI- 収録)

”我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方 誰に尋ねん 風の住処を”


”我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を”


”国の名は幾百 名付け主の名は幾百 限りもなく”


”我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を”


”いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに”


”我が祖国は砂の彼方 我が祖国は空の彼方 誰に尋ねん 空の道標(しるべ)を”


”血の色は幾百 旗印の色は幾百 限りもなく”


”我が祖国は風の彼方 寄方のない風の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を”


”遥か辿る道は消えても 遥か名乗る窓は消えても 遥か夢の中”


”誰も消せるはずのない 空と風と波が指し示す天空の国”


”いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに”


自分の居場所を唄うものだと理解している。では居場所とはどこだろう。


生まれたところ、今は事情があって帰れない故郷という見方もできる。


自分を待っている人がいるところっていう見方もできる。


そんな物理的な場所ではなく、いつか自分が生き着くところという見方もできる。


あなたはどこに帰り着きたいだろうか、生まれたところ、待っていてくれる人の


ところ、それとも生き着くところ・・・。